「主婦 在宅 副業」で検索して、いろんな記事を読みました。
「スキマ時間で月5万円!」「未経験でも大丈夫!」——読めば読むほど、なんだかできそうな気がしてくるんですよね。
でも実際に始めてみたら、そんなに簡単ではありませんでした。
私は40歳で初産をして、今は育休中。お金の不安から在宅副業を始めて、ブログとWebライターの両方をやっています。この記事では、きれいごとを抜きにして、始めてみて分かった現実をそのまま書きます。
「稼げます」と煽るつもりはありません。むしろ、私がつまずいたところを先に知っておいてもらえたらと思って書いています。これから始めようか迷っている人の、判断材料になればうれしいです。
40代主婦の私が、育休中に在宅副業を始めた理由
理由は、はっきりしています。お金です。
きっかけは、いくつかの出来事が重なったことでした。
まず、投資でかなりの額を失いました。 無料のFP相談から外貨建て保険に入って、結果的に大きな損を出しています。この話は別の記事に詳しく書いているので、ここでは深追いしません。
💡 その顛末は[無料FP相談はやばい?40代で初産した私が外貨建て保険で100万円損した話]に書いています。
そして、育休に入って収入が減りました。 入ってくるお金が減るというのは、想像以上に精神的にきます。節約しながら涙が止まらなくなった夜のことは、今でも覚えています。
💡 そのときのことは[節約しながら涙が止まらなかった夜の話|育休中の収入とストレス]に書きました。
決定打になったのが、FPさんに家計を見てもらったことです。
数字にして突きつけられて分かったのは、このままだと定年まで、かなり節約した生活を続けて、それでやっとカツカツだということ。夫の仕事も安定しているとは言えません。
その現実を知ったとき、思いました。
私ひとりの力で、どうにかできるようになりたい。
夫に頼るのでも、節約でしのぐのでもなく、自分で収入を作れる状態になりたい。40代・育休中の主婦が在宅副業に手を出した理由は、それだけです。
まず何をした?パソコンを買うところから始めた
「副業を始めよう」と決めて、私が最初にやったこと。それは、パソコンを買うことでした。
スマホでもできる副業はあるようですが、ブログを書くにしても、ライターの仕事をするにしても、パソコンがないと話にならないと思ったからです。ここは最初の投資と割り切りました。
パソコンが届いてからの流れは、こうです。
- サーバーとドメインを取得して、ブログを立ち上げた
- 並行して、クラウドソーシングに登録した
- 登録サイトのプロフィールを作り込んだ
ブログの開設作業と、ライターの受注準備。この2つを、同時進行で進めていきました。
正直に言うと、この時点では何もかも手探りです。サーバーって何?ドメインって何?という状態から調べ始めて、一つずつ設定していく。パソコンを買ってから最初の1本を書き始めるまでに、それなりの時間がかかりました。
ただ、ここでつまずいて諦めなくてよかったとは思っています。この最初の設定は、一度やってしまえば二度とやらない作業なので。いちばん面倒なところが、いちばん最初に来るんですよね。
ブログとWebライター、両方を同時に始めた理由
なぜ2つ同時に始めたのか。理由は、ブログだけだと不安だったからです。
調べていくうちに分かったのが、ブログが収益化できるまでには時間がかかるということでした。早くても半年から1年、場合によっては2〜3年はかかると思っておいたほうがいい、と。
これを知ったとき、正直こう思いました。
「2〜3年、収入ゼロで気持ちが続くだろうか?」
私が副業を始めた理由は、目の前のお金の不安です。なのに、成果が出るまで年単位でかかる。しかも、続けたからといって必ず結果が出る保証もない。モチベーションが持たない可能性は、じゅうぶんありました。
そこで目に入ったのが、Webライターです。
ライターは再現性が高くて、早く収益化できる——そう聞いたんですね。書いた分だけ報酬になるので、ブログのように「いつ実るか分からない」状態にはならない。
だったら、片方で早めに現金を作りながら、もう片方で資産を育てる。この組み合わせがいいんじゃないか。そう考えて、両方同時にスタートしました。
——という計画だったんですが。ここからが、現実です。
【現実①】Webライターは「再現性が高い」と聞いたけど、簡単ではなかった
結論から言います。Webライター、ものすごく難しいです。
「未経験でも始められる」「書いた分だけ報酬になる」——たしかにそのとおりなんですが、そこにたどり着くまでが大変でした。
私がしんどいと感じたのは、この3つです。
① 応募できそうな案件を探すこと自体に、時間がかかる
案件は数えきれないほどあるのに、「自分に書けそうで、条件も納得できるもの」となると、一気に減ります。探して、内容を読んで、条件を確認して……この探す作業だけで、けっこうな時間が溶けます。
② まず30〜50件は、一気に応募しないといけない
これを知ったときは、正直ひるみました。応募すれば受かるものだと思っていたので。
でも実際は、応募しても大半は返事すら来ません。 だから数を打つ必要がある。1件ずつ丁寧に応募文を書いていたら、とても数がこなせない世界でした。
③ そこから軌道に乗せるまでが、また大変
いくつか案件を獲得できても、そこからが本番です。継続して依頼をもらえるようにして、単価を上げて、生活の足しになる水準まで持っていく。その道のりは、想像よりずっと長そうだというのが、今の実感です。
もちろん、私のやり方が甘かった部分もあると思います。
プロフィールをもっと充実させないといけない、実績の見せ方に工夫が要る——調べれば調べるほど、コツがある世界だと分かってきました。そこを詰めていない状態で「難しい」と言うのは、少しフェアじゃないかもしれません。
ただ、これから始める人には伝えておきたいです。「登録すればすぐ稼げる」ではありません。 私はそう思っていて、見事に出鼻をくじかれました。
【現実②】クラウドソーシングは、怪しい案件がとにかく多い

これは、始める前に誰かに教えてほしかったことです。
クラウドワークスやランサーズのようなクラウドソーシングサイトには、「これ、大丈夫なの?」と思うような案件が、ものすごくたくさんあります。
情報商材を売りたいだけなのか、そもそも詐欺なのか、判断がつかないもの。「簡単に稼げます」「初心者歓迎」と書いてあるのに、よく読むと何をさせられるのか分からないもの。まともな依頼にたどり着くまでが、とにかく長い。
そして、怪しい案件をよけたとしても、次の壁があります。
単価があまりにも安い仕事も、たくさんあるんです。
書く手間を考えたら、時給に換算するのが怖くなるような金額。それでも実績がない最初のうちは、「経験のために」と受けてしまいそうになる。でも安く使い回されるだけで終わる可能性も、じゅうぶんにあります。
だから、これから始める人には言いたいです。
案件を見る目を、最初に鍛えてください。
私も完璧に見分けられるわけではありませんが、少なくとも「うますぎる話は疑う」「何をする仕事か明確に書かれていないものは避ける」——このくらいは、最初から意識しておいたほうがいいと思います。
副業を始めようとしている人は、お金の不安を抱えている人です。つまり、うまい話に引っかかりやすい状態でもある。私自身、投資で大きく失敗した経験があるので、これは自戒を込めて書いています。
【現実③】ジャンルによっては、精神的にしんどい仕事もある
これは、やってみるまで想像していなかったことです。
Webライターの仕事は、自分が書きたいことを書く仕事ではありません。 クライアントから指示されたテーマについて、指示された内容で書く仕事です。当たり前のことなんですが、実際にやってみると、これがけっこう重い。
ジャンルによっては、書いているうちに自分が消耗していくことがあります。
私も一度、書き進めるうちに精神的にしんどくなってしまった案件がありました。内容についてはお話しできませんが、自分にはこのテーマを書き続けるのは無理だと感じて、5記事書いた段階で辞めさせてもらったことがあります。
仕事なので、割り切れる人は割り切れるんだと思います。でも私は無理でした。向き不向きが、はっきりある世界だと思います。
締め切りより、「催促の圧」がしんどかった
もうひとつ気づいたのが、締め切りとの相性です。
締め切りがあること自体は、案件を選べば問題ありません。 余裕のあるスケジュールの仕事もありますから。
しんどかったのは、締め切りそのものより相手からの圧を感じることでした。「締め切りがありますよ」「できれば早めに提出してほしい」——そう言われると、なんとなく気持ちが重くなってしまう。育児をしながらだと、自分の都合だけでは動けないので、なおさらです。
そう考えると、自分のペースでできるのはブログのほうかもしれない、というのが今の実感です。
ブログは誰にも催促されません。書けない日があっても、誰にも迷惑をかけない。収益化までは時間がかかるけれど、育児中の身には、この「気楽さ」が想像以上に大きいと感じています。
在宅副業の作業時間のリアル|6〜7時間の日も、2時間の日もある

「どのくらい作業しているんですか?」と聞かれたら、正直に答えるならこうです。
日によって、まったく違います。
6〜7時間ガッツリやる日もあれば、2時間しかできない日もある。赤ちゃんの機嫌、寝てくれるかどうか、自分の体調。すべてに左右されるので、「毎日◯時間」という決め方は、私にはできませんでした。
育休中なので、変な話、時間は取ろうと思えば取れます。 ただしそれは、睡眠時間を削っているという意味でもありました。
赤ちゃんが寝たあと、深夜まで作業する。朝になればまた育児が始まる。そんな生活を続けていたら、どうなったか。
自分がボロボロになりました。
そして、もっと問題だったのが——赤ちゃんのことが、少しおざなりになりかけたことです。
日中に眠くて、ぼんやりしてしまう。「早く寝てくれないかな」と、作業時間のことばかり考えてしまう。何のために副業を始めたんだっけ? と、ふと我に返る瞬間がありました。
今は「赤ちゃんが寝ている時間だけ」に集中する形に
そこで、やり方を変えました。
今は、赤ちゃんが寝ている時間だけに意識を集中させています。起きているときは、副業のことは頭から追い出す。眠れるときは、無理せず自分も寝る。
その結果、作業時間にムラが出るのは、もう受け入れました。 進みは遅くなりますが、そのほうが続きます。
40代の体力で、育児をしながら副業をする。睡眠を削って稼ぐ方法は、長く続きません。 これは実際にやってみて、身をもって分かったことです。
正直、「これならできる」なんてものは無かった
在宅副業の記事を読んでいると、「自分の得意を活かして」「経験を武器に」といった言葉をよく見かけます。
でも、私に関して言えば——「これならできる」と自信を持って言えるものは、正直ありませんでした。
副業って、誰にとってもゼロからのスタートなんですよね。私は本業では十数年やってきた仕事がありますが、ブログもライターもまったくの別世界。その世界では、私はただの初心者です。
そして、これはどんな仕事でも同じだと思うんです。
新しいことをゼロから始めるとき、「自信がある」「これならいける」なんて思える人のほうが、むしろ珍しいんじゃないでしょうか。少なくとも私は、始めた時点では何ひとつ確信を持てていませんでした。
だから、もし今こう思っている人がいたら。
「特別なスキルがないから、副業なんて無理かも」
その心配は、たぶん始めない理由にはならないです。みんな同じ場所からスタートしていますから。私も、パソコンを買うところから始めました。
「できることがあるから始める」のではなく、「始めたから、できることが増えていく」。今のところ、私はそう思うようにしています。
これから在宅副業を始める人へ|インプットとアウトプットのバランス
始めるときに私が読んだ情報の中で、いちばん多かったアドバイスがこれです。
「インプットも大事だけど、とにかくアウトプットして、やりながら学べ」
なるほどと思って、私はインプットとほぼ同時に、アウトプットも始めました。 勉強しながら、実際にブログを書き、ライターに応募する。走りながら学ぶスタイルです。
このやり方自体は、間違っていなかったと思います。実際に動いてみないと分からないことが、本当に多いからです。何時間動画を見ても、記事を1本書いてみないと分からないことがある。それは確かでした。
ただ、正直に言うと——「もうちょっとだけインプットしてから始めればよかったな」と後悔した失敗も、本当に多かったです。
知っていれば避けられたつまずき、やり直さずに済んだ作業。そういうものが、いくつもありました。走り出すのが早すぎて、転んだ回数も多かった、という感じです。
なので、これから始める人にお伝えするなら、こうです。
少しだけインプットをしたら、あとは動きながら学ぶ。
「完璧に理解してから始める」は、たぶん一生始まりません。かといって、何も知らずに飛び込むと、無駄な失敗が増えます。 そのバランスがどこにあるかは人それぞれですが、**「基本だけ押さえたら、あとは実践」**くらいがちょうどいいのかなと思います。
それでも私が在宅副業を続けている理由

ここまで、厳しい現実ばかり書いてきました。それでも私は、まだ続けています。
理由は、シンプルです。
お金が自由にならない生活が、しんどいから。
欲しいものを我慢するとか、そういう話だけではありません。「この先ずっとこの状態が続くのか」と思ったときの、あの息の詰まる感じ。定年まで節約を続けて、それでやっとカツカツ。その未来が見えてしまったことが、いちばんしんどかったです。
でも、逆に言えば——その未来を変えられる可能性があるのが、副業でした。
今すぐ結果は出ません。ブログは時間がかかるし、ライターも軌道に乗せるまでは長い道のりです。それでも、自分が頑張った分だけ、少しずつでも積み上がっていく。この感覚が、節約だけをしていた頃には無かったものでした。
そして、いちばんの原動力はこれです。
将来、自分が頑張れば、家族や身近な人を幸せにしてあげられるかもしれない。
夫にも、子どもにも、周りの人にも。「お金がないから」と諦めることを、少しでも減らしてあげられるかもしれない。そう思えると、自分の将来に希望が持てるんですよね。
まだ何も達成していません。胸を張れる実績もありません。それでも、その夢だけは目指して、今日も少しずつやっています。
もし今、同じようにお金の不安を抱えている人がいたら。簡単ではないけれど、始めてみる価値はあると思います。少なくとも私は、始める前より、今のほうが前を向けています。



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