無料FP相談はやばい?40代で初産した私が外貨建て保険で100万円損した話

40代のお金
項目金額(概算)
積み立てた保険月3万円 × 2本 × 約3年
積立総額約200万円
解約して戻ってきた額90万円台
実質の損失100万円以上

※この記事は、私自身の体験談と考えをもとにした内容です。特定の保険商品・会社・担当者を批判する目的ではありません。保険や資産形成の判断は、ご自身の状況に合わせて慎重に確認してください。

この記事で伝えたいこと

40代で初めての子を産んで、お金のことを真剣に考えるようになった私です。

今日は、ちょっと苦い話をします。私は、無料FP相談を、気軽にはおすすめしません。

保険そのものが全部悪い、と言いたいわけではありません。必要な保険はあります。家族を守るための保障は大事だと、私も思っています。

でも、何も知らないまま無料FP相談に行くと、自分にとって本当に必要か分からない保険に入る方向へ、誘導されるリスクがあります。少なくとも私は、その流れで大きく後悔する結果になりました。

この記事は、私が実際に無料FP相談を受けて、外貨建ての貯蓄型保険や個人年金に入り、3年後に見直して100万円以上の損をした話です。同じ思いをする人を、少しでも減らしたくて書いています。

「無料FP相談 やばい」と検索したあなたへ。私の答えは「知識なしで行くのは本当に危ない」です

「無料FP相談 やばい」と検索している人は、たぶん心のどこかで、こんな不安を感じているんだと思います。

  • 無料なのに、どうして相談できるの?
  • 保険をすすめられるだけじゃないの?
  • 断れなかったら、どうしよう
  • NISAやiDeCoを聞きたいだけなのに、保険の話になるの?

この不安、私はかなり当たっていると思います。

無料相談がすべて同じとは言いません。でも私の体験としては、「相談者のための中立的なアドバイス」というより、保険契約につながる流れになっていた、と感じています。

実際、聞きたかったNISAやiDeCoのことは、ほとんど教えてもらえませんでした。会社の方針によっては教えてくれるところもあるかもしれませんが、目的が「保険誘導」の場合、たとえ教えてくれても、そこまで熱心ではないと思います。

きっかけは、携帯ショップの機種変更でした

私が無料FP相談を受けたのは、約3年前です。

携帯ショップで機種変更をしたときに、キャンペーンのような形で「無料でFPに相談できますよ」と紹介されました。

そのときの私は、保険にものすごく興味があったわけではありません。でも、NISAやiDeCoのことも少し気になっていたし、「一度くらい、お金の相談をしてみてもいいかな」と思ってしまいました。

無料と聞いて、少し警戒はしました。「初回だけ無料で、どこかで有料になるのかな?」くらいには。でも結局、すすめられるままにアポを取り、相談に向かいました。

担当してくれたFPさんは、とても感じのいい人でした

ここが、いちばん怖いところだと思っています。

担当してくれたFPさんは、いかにも押し売りするような人ではありませんでした。むしろ、とても感じのいい方で。

何の知識もない私に、お金のことをやさしく教えてくれて、娘のようにかわいがってくれるような雰囲気もありました。だからこそ、私は信じてしまいました。

その中ですすめられたのが、貯蓄型の保険です。

  • 「貯蓄型保険にしておけば、インフレリスクにも対応できる」
  • 「株ほどリスクが高くなくて、安心して増やせる」

そんなふうに説明されました。当時の私は、貯金しかしてこなかった人間です。NISAやiDeCoの話もしましたが、「まずは保険を整えてから」と言われ、ちょうど新NISAが始まる直前だったこともあって、「新NISAは始まってから考えればいい」という雰囲気に。私は、その言葉を信じてしまいました。

契約した金額は、今考えると本当に怖いです

私が契約したのは、こんな内容でした。

  • 外貨建ての終身貯蓄型保険:毎月3万円
  • 外貨建て個人年金:毎月3万円
  • 一時払いの生命保険:一括200万円

毎月6万円と、一括200万円。今考えると、本当に恐ろしい金額です。

でも当時の私は、「いずれ貯金より増えるならいいのかな」と思っていました。手数料があることは聞いていました。でも、そこまで大きく引かれるとは、思っていなかったんです。

高齢出産でお金を見直したくて、相談したら……

その後、新NISAが始まり、世の中でもNISA・iDeCoの話をよく見るようになって、「こっちでもよかったのでは?」と思うことはありました。でも「保険でも増えるし、保障もあるし、安心だからいいよね」と、自分に言い聞かせていました。

そして3年ほどして、子どもが生まれました。

40代での出産。子どもが生まれると、お金のことを前よりずっと真剣に考えるようになります。教育費、生活費、将来のこと。「今の保険を見直して、NISAにもう少し移したい」。そう思って、以前のやさしいFPさんに、また相談しました。

でも、返ってきたのは、私が期待していた話ではありませんでした。

  • 「子どものためにも、保障をしっかりつけておいた方がいい」
  • 「子どものためです」

さらに、過去に子どもだけが残されて困った家庭の、涙が出るような話もされました。今思うと、あれは営業の常套手段だったのかもしれません。でもそのときの私は、「そうなのか……」と、また信じそうになりました。

ただ、どうしても、疑心暗鬼はぬぐえませんでした。

有料FPに相談して、現実を知りました

「もう、素人の私には分からない」。そう思って、今度は有料のFPさんに相談しました。保険販売が目的ではない方に、第三者の目で見てもらいたかったからです。

そこで教えてもらった内容は、本当にショックでした。

一時払いの保険は、まだ傷が浅い方でした。でも、毎月3万円ずつ積み立てていた2つの保険は、解約すると半分ほどしか戻ってこない状態だったんです。

3万円 × 2本 × 12か月 × 約3年。ざっくり約200万円近く積み立てていたはずなのに、戻ってくるのは90万円台でした。

頭が、真っ白になりました。貯金していた方が、まだましだったんです。

3年で100万円以上の損。メンタルもかなりやられました

有料FPさんからは、「このような保険は初期の手数料や保険関係費用が大きく、早期解約では大きく元本割れすることがある」と説明されました。

実際、国民生活センターでも、外貨建て生命保険について相談が増えているとして注意喚起が出ています。為替リスクや費用、解約返戻金の仕組みを理解しないまま契約すると、思っていた内容と違う結果になることがあるそうです。
(参考:国民生活センター「外貨建て生命保険の相談が増加しています!」)

もちろん、契約書や説明資料には、リスクや費用が書かれていたのだと思います。でも当時の私は、それを自分で理解して判断できる状態では、なかったんです。

結果、3年で100万円以上の損。お金の損もつらいですが、それ以上に、あんなに親切にしてくれた人に裏切られたような感覚と、「自分はなんてことをしてしまったんだろう」という思いで、メンタルがかなりやられました。

二度とこんな思いはしたくないし、他の人にもしてほしくありません。

なぜ無料FP相談で、保険をすすめられやすいのか

私がいちばん伝えたいのは、ここです。

無料で相談できるということは、どこかで収益が発生している可能性があります。 相談者から相談料をもらわないなら、保険契約などの販売手数料が収益になっているケースがあるんです。

だから私は、無料FP相談には、どうしても「相談者にとって最適な選択」より「契約につながる選択」に寄りやすい構造がある、と感じています。

もちろん、FPさんにも生活があります。仕事として保険を販売している以上、収益を求めるのは当然です。担当してくれた方は、本当にいいと思ってすすめてくれたのかもしれません。できれば、悪い人だとは思いたくないのです。

でも、結果として、私のお金は大きく減りました。もし同じお金を、低コストのインデックスファンドなどで長期・積立・分散を意識して運用していたら……。そう考えると、本当に悔しいです。

NISAについては、金融庁が制度概要や対象商品を公開しています。投資にはリスクがありますが、少なくとも自分で制度を調べ、手数料や商品性を比較することはできます。
(参考:金融庁 NISA特設ウェブサイト)

無料FP相談に行く前に、最低限これだけは確認してほしい

もし今、無料FP相談に行こうか迷っている人がいたら、せめてこれだけは確認してほしいです。

  • そのFPさんは、保険を販売する立場なのか
  • 相談後に、保険契約へ進む流れがあるのか
  • すすめられた商品の手数料や保険関係費用は、いくらか
  • 途中解約したら、いくら戻るのか
  • NISAやiDeCoと比較して、なぜその保険が必要なのか
  • その場で契約せず、持ち帰って比較できるか

特に「子どものため」「家族のため」「将来のため」と言われると、断りにくくなります。でも、家族のためだからこそ、その場の感情で契約しないでほしいんです。

私なら今、無料FP相談ではなく、まず自分で調べます

私は今なら、まず自分で調べます。

必要な保険は何か。公的保障でどこまでカバーされるのか。NISAやiDeCoとは何が違うのか。最低限、自分で判断できるところまでは勉強します。

それでも自信がなければ、保険販売を目的にしていない有料FPに相談します。日本FP協会のサイトでは、CFP認定者を条件から探すこともできます。ただし、FPの中にも保険販売に関わる人はいるので、相談前に、報酬の受け取り方や保険販売の有無は確認した方がいいです。
(参考:日本FP協会 CFP認定者検索)

ただ正直なところ、今は有料FPに相談するまでもなく、YouTubeでも本でも、調べる方法はたくさんあります。まずは自分で検索してみることから始めるだけでも、全然違うと思います。

「専門家に相談すれば大丈夫」ではありません。専門家を名乗る人にも、生活があり、利益があり、販売したい商品がある場合もあります。特に無料相談なら、なおさら。

だから、自分のお金と人生を丸ごと他人に預けてはいけない。私は、今回の失敗で、そう学びました。

まとめ:無料FP相談で後悔しないために

私の結論は、はっきりしています。

  • 無料FP相談に、何も知らないまま行かないでください
  • 保険をすすめられても、その場で契約しないでください
  • 必要な保険を自分で調べて、それでも不安なら、保険販売と距離のある有料FPに相談してください

私は、自分の知識不足で、大きなお金を失いました。でも、これから同じように悩む人が、この記事を読んで一度立ち止まってくれたら、それだけで書いた意味があります。

保険は、必要なものもあります。でも、売る側の都合で選ぶものではありません。自分と家族を守るために、まずは自分で知ること。

100万円の授業料は、本当に痛かった。でも、ここから私はやり直します。あなたには、同じ思いをしてほしくないから。一緒に、賢く、ゆるく、お金と向き合っていきましょう。

よくある質問

無料FP相談は本当にやばいですか?
私の体験では、知識がないまま行くのはかなり危ないと感じました。無料相談そのものより、保険契約につながりやすい構造を知らずに行くことが問題だと思っています。

無料FP相談では何をすすめられやすいですか?
私の場合は、外貨建ての貯蓄型保険や個人年金をすすめられました。相談先によって違いますが、保険販売が収益になる仕組みの場合、保険の提案につながる可能性はあります。

有料FPなら安心ですか?
有料FPなら絶対安心、というわけではありません。ただ、相談料を払って相談する形の方が、保険契約の手数料目的から距離を置きやすいと感じています。相談前に、保険販売をしているか、報酬体系はどうなっているかを確認するのがおすすめです。

保険は全部いらないということですか?
違います。必要な保険はあります。ただ、貯蓄や投資まで保険でまとめて考える必要があるのかは、慎重に見た方がいいと思っています。保障は保障、資産形成は資産形成で分けて考えることも大事です。

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